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弘前ねぷたまつり

 津軽の夏を彩る弘前ねぷたまつりは、三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした大小約70大の勇壮華麗なねぷたが、城下町弘前を練り歩く夏まつりです。  ねぷたまつりの由来は諸説ありますが、「眠り流し」という農民行事説が定説となっています。(眠り流しとは、農作業に忙しい夏季に襲ってくる睡魔という、目には見えない魔物を追い払うための行事です。)  ねぷたの語源は、この「眠り流し」から「ねむた流し」→「ねむた」→「ねぷた」と転訛したのではないかといわれています。  ねぷたが初めて記録に登場したのは、享保7年(1722)の「御国日記」で五代藩主信寿公が「祢むた」を高覧したとあります。現在の弘前ねぷたは、子どもねぷたや前燈籠なども様々に趣向が凝らされ、鏡絵(前)の雄姿と見送り(後)の幽玄さが対照的な扇ねぷた、伝統ある豪華絢爛な組ねぷたとともに、笛や太鼓で奏でられるねぷた囃子にのせて、市民らの手によって運行されています。  弘前のねぷたは、昭和55年(1980)1月、重要無形文化財に指定され、現在にいたっています。


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